緑一色 a.k.a. オールグリーン
緑一色(りゅういーそー)とは漢字のとおり緑色の牌だけ使って手を構成します。索子(そーず)の2、3、4、6、8、發の6種類が対象になります。ポン、カン、チーと鳴いても有効です。
役満の中でも出現率は低めです。使用できる牌種は6種類のみです。
緑一色の出現率は0.0011%と役満の中では低くなっています。使用できる牌種が6種類と少なく配牌時点である程度の牌が揃っていないと狙うことはありません。使える牌が6種×4の24牌なので終盤になるとアガリ牌が無くなっていることもあります。結果的に混一色や清一色になることが多いので出現率が低めとなっています。
緑一色の出現率
別名オールグリーン(All Green)と呼ばれる緑一色。他の役満とは趣が少し違う気がしませんか?ソーズ限定の役満であったり色に関する役は他にありません。
緑一色はもともとの中国麻雀にはなかったルールでアメリカで考案されたものなのです。アメリカで作られ日本麻雀にも輸入されているので少し毛色が違うのかもしれませんね。
ちなみに七対子もアメリカ生まれで英語ではセブンペアーズ(Seven Pairs)という役になっています。アメリカ人のユーモアが光るせいか比較的人気のある役満です。
ある程度緑一色が見えている、アガれる可能性の高い時は、混一色、清一色を捨てて緑一色に決め打ってみるのも時にはいいかもしれません。
緑一色の牌姿
緑一色は、三元牌の撥なくても成立します。
以前は緑一色では「發」が入っている必要がありましたが、現在では「發」が無くても良いとするルールが一般的となっています。
ただし、日本プロ麻雀連盟では緑一色に「發」を含む事を義務付けています。他の団体では「發」の有無は問われません。
個人的な意見になりますが發無しの方が見た目は綺麗かと思っております。
以前メンゼンで2223334446688のツモリ四暗刻と複合のテンパイを入れましたが対面がチートイのテンパイで6688を持っていたという落ちが待っていました^^;
緑一色と紅孔雀(べにくじゃく)
緑一色も対抗して紅孔雀(べにくじゃく)という役満もあります。こちらは緑一色が輸入されてから日本で考えられた役満です。
紅孔雀は正規に採用されていないローカルルールの役となっています。緑一色で使用されない索子の1,5,7,9,中と赤色を使用し鳴いてもOKとなっています。
使える牌が5種と少なくなります、またトイトイの形でしかアガる事ができないため難易度はかなり高めです。
緑一色 天鳳の牌譜
天鳳はオンライン麻雀ゲームで2016年5月現在で累計登録者数数が370万IDを超え国内でユーザー数が圧倒的に多いオンライン麻雀ゲームです。
アクティブプレーヤ数(180日以内の対戦履歴があるプレーヤ数)は29万人となっています。
まとめ
- 緑一色は發が無いとダメ?
- 使用できる牌種が6種類
- 出現率は0.0011%
- 比較的人気のある役満
- ポン、カン、チーと鳴いても有効
アガれる可能性の高い時は、混一色、清一色を捨てて緑一色に決め打ってみるのも時にはいいかもしれません。
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